横からの力を受け止める、強固な業剛床構造
当社の床は、梁の上に厚さ28mmの構造用合板を釘と接着剤で密着させた剛床構造(根太ナシ工法)。
地震など横からの揺れを点ではなく面で受け止め、水平加重を分散させる強固な構造で、 水平構面の強度指標となる床倍率は3となり、一般の在来工法に比べ3倍の強度があります。
要所要所を固める、高強度な接合金属
木造住宅で強度上重要なのが木と木の接合部です。
そこで当社は、柱と梁が交差する部分を羽子板ボルトで、柱と筋交いは筋交いプレートでがっちり固定。
他にも、要所要所を接合箇所に適した接合金物で連結するなど、高い耐震性を確保しています。
【 強風から守る 】
台風の強風など大きな水平力が加わると、風を受けた反対の面には引き抜く力も加わり、耐力壁の脚部には浮き上がろうとする力が発生します。
このためホールダウン金物で、基礎と構造体をしっかり固定。
さらに、使用する金物は、指定検査機関で品質・性能が認定された金物を採用。安定性を高めています。
【 基礎と土台を固定 】
台風や地震などの横からの力による浮き上がりを防止するため、基礎と土台をアンカーボルトで固定します。
この金物がないと、基礎の上に構造体を乗せただけの状態で、とても不安定な物になってしまいます。
偏心率に基づいて耐震壁をバランスよく配置
建物は、全体のバランスが悪いと、地震などの衝撃にもろい構造となる危険性があります。
このバランスを示す指標が偏心率で、その数値が小さいほどバランスのよい建物といえます。
当社では、建物の重心(重さの中心)と剛心(強さの中心)の差を綿密に計算し、自由設計プランごとに一棟一棟確認。
偏心率が小さくなるよう、筋交いの入った耐力壁を適切な場所にバランスよく配置しています。
さらに、 耐力壁の強度を高めるため、石膏ボードの釘打ちの幅を蜜にするなど、剛性と耐震性にすぐれた住まいを実現しています。
※プランによっては最高等級にならない場合があります